スムーズに会社を辞めるために:退職時に知っておくべき8つのこと

会社に不満がある、新しいことにチャレンジしたい!など理由はさまざまですが会社を退職しようと考えたときには十分な準備が必要です。

この退職の準備を知っておかないと、退職してから「こんなはずじゃなかったのに!」「なんでこんなことになってしまったんだ」と後悔してしまうこともあるのです。

特にこれから転職して新しいやりがいのある会社を探そうと思っていることろに、前の会社とのトラブルを抱えたり、転職活動を邪魔されたりすると最悪の場合には何ヶ月も無職になってしまうこともありえるのです。

そうならないためにも、きちんとした退職、転職の方法を知っておくことが大切なんです。これを知っているだけでも退職や転職がスムーズにできるので結果的にストレスなく次の職場へ行くことができるようになります。

是非この記事で退職のポイントを抑えてずむーずに次の会社へ進むようにしてください。

転職先は慎重すぎるぐらい詳細に調べる

今は終身雇用が完全に崩れているので新入社員で会社に入ってから定年まで同じ会社に勤めているという人は本当に少なくなっています。

転職することでスキルアップややりがいのある仕事、今の会社の不満を解消できるので転職はできるなら積極的にしていいと思います。

しかし、一方で転職はしてみたものの入ってから以前の会社と比べて「やっぱり前の会社の方がよかったかな」なんて後悔する人も多いんです。

転職も退職もエネルギーを使います。とにかく大変なんです。なので次に行く会社のことは選定の段階で十分に調べておく必要があります。

転職先をしっかり調べると後悔しにくい

十分に調べてから入社すれば「これだけ調べたんだから」という自信にもつながるので、少しの困難があっても辞めにくくなるというメリットもあります。

特に転職エージェントで紹介された会社の場合よく調べずに勧められるままに転職してしまって転職エージェントのせいにしないようにしましょう。

なぜ退職するのか?理由は自分で整理しておく

退職したいんだから退職の理由なんて自分の中ではわかりきっているはず。そうは思っても実際に誰かに説明するときには整理しておかないと、なんだかあやふやな理由になってしまうのです。

しかも退職の理由というのは辞めるまでに結構聞かれるます。退職したいことを上司に伝えるとき、転職の面接、転職エージェントの担当者、家族や同僚といった親しい人にもです。

そして、それらの人にはすべて本音で退職したい理由を話すわけにもいきません。正直に言えるのはせいぜい家族ぐらいです。

上司の性格が悪い上に使えないから
会社のやり方が気にくわないから
自分の能力が足りなくてノルマが達成できない

こんなことは元の会社にも言えませんし、面接でもうまくポジティブな理由に変換しないと文句やグチばかりの人だなと見られとても採用されません。

まずは、退職したい理由をポジティブとかネガティブとか関係なくすべて書き出してみてください。書き出しているときには選別をしないで、正直にすべて出し尽くすのがコツです。

すべて書き終わってもうないと思ったら、家族向けの理由、同僚向けの理由、上司に説明するとき、転職エージェント、面接での理由と分けていきましょう。

その時に言い方も考えておくといざ聞かれたときにスムーズに答えられます。

理由の例として、

給料が安い→もっと自分を正当に評価してほしい
休みが少ない→家族との時間を大切にしたい
会社が信頼できない→もっと自分を活かせる会社で頑張りたい

などネガティブな理由でも言い方を変えるだけで大分印象が変わってきます。特に辞めるからといって転職前の職場の人にネガティブなことを言うのは避けた方がいいです。

いくらダメな会社でみんなで文句を言っていても、残る人は会社を去る人に文句を言われたくありませんし、今後なんらかの仕事で関わることもあるかもしれないのです。

退職期間を決めるため就業規則を確認しておく

退職しようかなと少しでも頭をよぎったら就業規則を確認する必要があります。なぜなら、会社によって退職期間が異なるからです。法的には2週間あれば退職できるのではないのか?と思うかもしれませんが、それはあくまで法律での退職期間の話です。

確かに退職2週間前に退職届を出せば辞められるんです。法的には。でも、就業規則で1ヵ月前と定められているなら当然そう言われます。それを突っぱねて「法律では2週間です!」といっても会社と揉めるだけです。

円満に会社を辞めるのならば会社の規則に従う方がトラブルなく辞めることができます。ただでさえ退職や転職はいろいろな調整があって疲れます。転職活動以外の余計なことで会社とケンカして疲弊しないように退職までの日数は早めにチェックした方がいいのです。

法的に正しい辞表を提出する

会社を辞めると決まったら退職届を提出します。退職届は「辞める」という明確な意思表示です。「退職願」は退職してもいいですか?と願い出るだけなので会社が承認しないと退職にならないので間違わないようにしましょう。

退職届に関しては、会社に決まったフォーマットがある場合があるのでまずは上司に相談後フォーマットの有無を確認してください。会社によっては退職願を出して受理して退職と決まっているところもあるのでそちらも確認が必要です。

フォーマットがない場合には、自分で法的に正しい辞表を用意します。退職届は退職したい理由や長ったらしい挨拶は必要ありません。

退職届の書き方

退職届サンプル ダウンロード

法的に有効な辞表とは日付と「一身上の都合」と書くだけでいいのです。もし会社が受け取らないというのなら、内容証明として郵送すれば郵便局が会社に退職届を送ったという記録を残してくれます。

内容証明の出し方については郵便局のサイトを参考にしてください

郵便局 内容証明

退職することを誰に最初に話すかは超重要

退職するという意思が固まったら誰に最初に話すべきでしょうか? これを間違えると会社で揉める場合もあるので十分に注意して選ぶことが大切です。

退職することを決めたら、自分の直属の上司に話をするべきです。直属の上司がわからないという場合は自分の監督者、査定をする人と考えればいいでしょう。派遣などの職場と本社が違う場合は自分が所属している会社の監督者(派遣なら派遣元の担当者)です。

もし同僚や他の人に先に話して本来言うべき上司に話が伝わってしまうと大変です。礼儀としても正しくない上にメンツをつぶされた上司は気分を害してしまうことさえあります。

まだ退職を決めてなくて相談のレベルだったら同僚や親しい会社の人でも構いませんが、意思が固まったら礼儀を欠くようなことは避けましょう。

会社からの引き留めをシミュレートしておく

会社に退職をすると報告しても「はいどうぞ」といわれる人は少ないでしょう。まったく引き留めがないと、よほど仕事ができないか、離職が多すぎて引き留めもろくにしないヤバい会社なのかと思ってしまいます。

それぐらい引き留めは当たり前にあります。「給与を上げる」「待遇を改善する」「希望の部署に変えてあげる」などいろいろなエサをちらつかせて時には脅しのようなことを言って引き止める会社もあるのです。

その時になにもシミュレートせずに退職を打ち明けると、次々と引き留め策を出してきて辞める理由をつぶされて結局退職できずということにもなりかねません。

しかし退職を決意してここまで来たあなたは少し賃金を上げたからって今の会社に留まるつもりはないですよね?だったら、こう言われたらこう返すと考えておけば気持ちが揺らぐことはありません。

なにを言われても

「退職すると決意しました」

といい続けることで相手も交渉は無理だなと悟るでしょう。

ここで「ではもう一度考えさせてください」といってしまうと、また退職を願い出る勇気を出さなくてはなりません。一度でビシッと退職を認めさせるようにシミュレートしておいてください。

円満に辞めるには退職までの日数を考慮しておく

円満退社できずに会社と揉めてしまう一番多いケースが、退職までの日数が食い違うことです。特に転職先を先に決めていると次に行く会社は早く人が欲しいので「明日にでも来てくれ」といわれることも多くあります。

早くこないと別の人に決めてしまうなんて言われてしまうと、「どうせ辞めるんだから」と今の会社を、すぐにでも辞めたいと思いますが、引継ぎをしなければならないという問題が残ります。

また、有給休暇を消化したいと思ったらそれも考慮にいれて退職までの計画をきちんと立てる必要があります。もしこれがキチンとできなくなると辞めてからも電話やメールで以前の職場から問い合わせが来て新しい会社で業務に支障がきたすこともあります。

円満に辞めるなら次の会社に早くきてくれと言われても、今の会社の計画を優先すべきです。それでも早く来てくれないと困ると言われたらなら残念ながら、その会社には縁がなかったと思うしかありません。

引継ぎをおろそかにしても早く来いという会社は碌な会社ではありませんので入社してからいろいろな点が目に付くようになるでしょう。

辞める最後の日まで気を抜かない

辞める今の会社を去るときには最後まで気を抜かないことが大切です。「もう辞めるからどうでもいいや」と思っていると、いつか今の会社と関わりが出たり、今の会社の同僚がお客さん先に転職するなんてことも絶対にないとは言い切れません。

そう、誰がどうつながっているかわからないから気を抜かないでしっかりと勤め上げることが必要なのです。退職日には、あまり親しくなかった人やギクシャクしていたような人にもキチンと挨拶してください。気まずいのは一瞬です。

その一瞬であなたの評価が上がるので安いものです。険悪だったり仲が良くなかった人ほど評価が低かった分上りも大きい可能性まであります。

退職時に知っておくべき8つのこと:まとめ

いかがでしょうか? 「退職時に知っておくべき8つのこと」を紹介しました。考えてみる当たり前のことばかりですが、これらをきちんと実行できる人は意外に少ないような印象です。

退職はイヤな会社から解放される瞬間ですが、そういった浮かれたときほど心を引き締めることが大切です。退職時にまだ次の会社が決まっていない場合、選考中の会社が以前の職場での素行の調査をすることもあります。

そういった場合にも備えてあなたの評価を下げないように退職は誠意をもって行うことが大切です。辞めるからといってこれまでお世話になった会社です。感謝の心をもって最後まで勤めれば円満に退社することができるでしょう。

転職エージェントを活用するとスムーズに転職できる

退職を決意したけど、まだ転職先が決まっていないなら転職エージェントを活用するといいでしょう。

転職エージェントは、転職のプロが今までの経験や多くの企業の情報からあなたに合った企業についてのアドバイスや指針を教えてくれるので、転職活動をスムーズに行え次の会社が決まる可能性が格段に高くなります。

連絡は基本的にはメールを使うので会社にバレる心配もなく、早く転職先を決めたい場合でもうまくスケジューリングしてくれます。転職エージェントの料金は相手先の企業が負担するので無料ですべてのサービスが受けられます。

はじめて転職活動をする人は、大手のリクルートエージェント、DODAの2社に登録して、中小規模の専門系のエージェント1社に登録すればベストです。転職エージェントの担当者がすべて自分のスタイルに合うわけではないので、そのなかから自分が活動しやすいエージェントを選ぶのがいいでしょう。

1社だけだと基準がないので、なんとなくコンサルタントに引きずられて思っていたのと違う会社に転職してしまった!ということもあります。必ず複数の転職エージェントに登録して選択していきましょう。

リクルートエージェント 総合評価: 4.56
国内最大手で登録求人数は公開、非公開合わせて10万件以上と群を抜いています。転職エージェントを活用するための、大手には必ずリクルートエージェントに登録すべきと言われるほど登録が必須です。担当者は相性などもありますが、口コミ、評判も高く人気のエージェントでいつも上位に位置しています。
案件数 面接対策 担当者の質 サポート
体制
対応地域 口コミ/評判
5.0点 4.7点 4.2点 4.8点 全国 4.1点
DODA 総合評価: 4.56
リクルートと並んで国内最大級の規模を誇るのがDODAです。転職活動が初めての人は、とりあえずこの大手2社と専門系の中小規模の転職エージェント1社に登録しておけばまず間違いがないでしょう。DODAの特徴は、案件の多さ、面接、担当者の質とどれもバランスよく揃っていること。後は担当者との相性だけが注意すべきところです。
案件数 面接対策 担当者の質 サポート
体制
対応地域 口コミ/評判
4.7点 4.6点 4.5点 4.4点 全国 4.6点
パソナキャリア 総合評価: 4.48
リクルートやDODAに比べると案件数や規模の面では劣りますが、パソナキャリアはなんといってもキャリアコンサルタントの質がよくサポートに定評があります。そのため、大手2社に中堅を混ぜるときには抑えておきたい転職エージェントといえるでしょう。特に履歴書・職務経歴書など応募書類添削サポートは業界随一と評判で派遣業も扱っているため、企業の内部事情にも詳しいという特徴があります。
案件数 面接対策 担当者の質 サポート
体制
対応地域 口コミ/評判
3.8点 4.9点 4.8点 4.7点 全国 4.2点

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