【IT業界を辞めたい】給与や待遇を落とさず上手に転職する方法

IT業界で働いていると、長時間労働、残業なし、徹夜など結構キツイ状況のあるあるネタが豊富にでてきます。「もう、この業界ではやっていけない」と考えたときにどのようなところに転職すればいいのでしょうか?

IT業界を辞めたら0からキャリアを始めなければならないし…なかなか難しい決断ですよね。。。今回は、IT業界から転職したいけど、どのようなところに転職すればいいのか迷っている人が給与や待遇を落とさずに上手に転職する方法をお教えします。

なぜIT業界が嫌なのか?イヤの原因を考える

IT業界で働くのがイヤで転職したいと考えている場合、まずはIT業界でどんなところがイヤなのか根本的な原因について考えておかないといけません。なぜなら、イヤな原因によってはIT業界でない別の業界に転職したとしても同じことでイヤになってしまうことがよくあるからです。

例えば、毎日残業や休日出勤がイヤだという場合、別の業界なら残業や休日出勤がないかというとそういうわけではありません。ITと全く関係がなさそうな製造業でも、納期に製品が間に合わないとなればたとえ現場でなくとも駆り出されたり、なにより土日が完全週休2日制というところさえまだ少ないのが現状です。

さらに、原因を考えることのメリットとして冷静になることができます。今はつらいことがあって「辞めたい!」となっていますが原因を追究することで、どうすれば将来的によい転職ができるのかを落ち着いて考えることができます。

IT業界で不満が高まりやすい理由

IT業界がイヤな原因としてはどのようなことがあるかを見てみましょう。

常駐派遣

IT業界に多いのが客先常駐というシステムです。客先常駐だとどこの会社に所属しているのかわからなくなるし、短期の常駐を繰り返すと常に新しい別の人たちと仕事することになるので会社への帰属意識も低くなりやすいです。

長時間労働や徹夜作業

システム開発などで客先への納品期日がせまっていると、夏休みの最後の宿題のようにバタバタになって毎日終電、ひどいと連日徹夜してまで仕事することもあります。体力的にも精神的にも疲弊してくるのでイヤになるのは当然です。

業界の下請け構造

IT業界は建設業に似ているところがあり、大手が1次受け、そして中堅、小規模とどんどん降りてきます。実際にシステムをつくっているのは零細の社員で給料も微々たるものになっています。これでは会社の成長もない上ので給与が上がるということは難しいと思えるのも当然です。

給料が安い、残業代がでない

IT業界はベンチャー系が多いので年俸制、みなし残業になっている会社も多いです。つまり残業、休出しても給与は多くもらえない。そうすると、なんのために仕事しているんだろうという気にもなります。

スキルアップのための勉強が大変

とにかく覚えることが多い上に、その会社会社で独自のルールもあるので若いうちはプライベートを犠牲にしなければついていけません。勉強や業務が好きで技術を覚えるのが苦にならない人はいいですが、家族やプライベートを大切にしたい人は耐えられません。

IT技術革新が早すぎてついていけない

さらに難しいのが、覚えたことがすぐに古くなっていくことです。新しい技術や以前の常識がすぐにダメになることも多く、常に勉強し続けなければならないのでこのサイクルに疲弊してしまうということもありえます。

単純に興味がわかない(自分に合っていない)

最初はキレイなオフィスで華やかそうな職業としてIT業界に入ってみたものの、仕事内容がどうしても合わないということはありえます。PGの場合、論理的な思考、SEの場合は設計やスケジューリングなど業務が合わないので仕事がイヤになっているという場合もあります。

将来への不安

SEは35歳で定年とよくいわれていますが、忙しい会社の場合体力的にも続かないので確かに40代になると管理の方に回る方は多いようです。

若いころは、技術を常に覚えてということもできかもしれませんが、年齢を重ねていくごとにこのサイクルが結構辛くなるのは確かです。そうなると、このままこの業界で続けていけるのかと不安になるのは当然です。

IT業界を辞めて異業種への転職がおすすめ出来ない理由

このように、IT業界がイヤになってしまう原因というのはいろいろあると思います。しかし、心身ともに限界でどうしても業界も職種も変えたい!という強い意志がなければ業種と業界を両方変えることはおススメできません。

なぜなら、全くの未経験分野に飛び込むことはリスクが非常に高いためです。

転職者を募集している企業は新卒採用と違って即戦力を求めています。そのため、未経験で一からはじめるという場合は、例え上手く採用されたとしても給与や待遇は一番下から再スタートとなってしまいます。

また、未経験でも可能といわれる職業となると「誰にでもできる仕事」になってしまいます。そうなるとスキルアップができないので、何年たっても給与はあがりません。

スキルや経験を活かして転職するには

さきほど考えてもらった今の仕事がイヤな理由は大きく2つに分けるとことができます。

1. IT業界の環境や構造がイヤなケース
スキルアップのための勉強が大変
IT技術革新が早すぎてついていけない
将来への不安

2. 今いる会社や仕事内容がイヤなケース
常駐派遣
長時間労働や徹夜作業
業界の下請け構造
給料が安い、残業代がでない
興味がわかない(自分に合っていない)

実際のケースはもう少し複雑なので個々の場合はもう少しよく考える必要がありますが、この2つのケースでは、次のように転職先を探すことができます。

IT業界を辞めてスキルを活かした転職

IT業界の技術の移りかわりの早さや、業界の将来への不安がある場合には今まで勉強してきたスキルを活かして転職することがもっとも自分を高く売ることができる方法です。

自社製品を持つ会社に入る

どこの会社でもある程度の技術を身につけるのは必須ですが、自社で製品やWebサービスを提供している会社の場合は、一度覚えた技術をしばらくは使い続けるので次々に新しい技術を覚えるスピードは常駐派遣などの業態よりは少ないでしょう。

自社の開発に専念できるので社外に行くことも少ない上に、年齢が上がっても社内で管理職になる道も十分にあるので技術系特有の不安は少ない場合が多いです。

IT業界以外の会社でスキルを活かす

今やIT業界ではなくともIT系の技術はどこの会社でもある程度必要です。自社で新しくサービスをする場合でも業界経験者なら、サービスの企画や外注管理などできることも多くあります。

まったく違う業界に行ってもITの知識は使う場面が多いので重宝されますが、IT業界のときほど技術やスキルを求められることもないのでIT業界がイヤでも別業界でスキルを活かすということは十分にアリです。

ただし、新規の業界に入ればその業界の知識を覚えなければならないのはどこでも同じです。

IT業界で職種を変えて転職

IT業界がイヤといっても、2のパターンでは今やっている仕事や会社が問題となっています。常駐派遣をしていない会社、請負のシステム開発を行っていない会社など探せばイヤな部分を回避できる可能性は多くあります。

また、PGの仕事、SEがイヤと業種的に向いていないという場合でもインフラ系や技術営業など同業界の別の仕事をするのも方法です。この場合は、まずは実際に転職活動をしてみてどのような会社があるのか、どのような職種なら頑張れそうか調べてみることから始めてください。

IT系そのものが肌に合わない

どうしても業界、仕事的にも興味がわかないという方の場合は、給与や待遇は諦めて0から新しい仕事を探すしかありません。まったく興味がなくやりがいももてないのなら、いくら転職に不利といってもイヤなものはイヤなので結局今我慢してもいずれまた不満が募ってしまいます。

その場合は、早めに見切りをつけて新しい仕事のスキルを上げていくしかありません。その場合はスキルも経験も0なので早めに、そして慎重に転職先を選ぶようにしてください。何度も業界を変えてしまうと経験が積み重ならないので給与も上がらない上に、転職自体が厳しくなります。

IT業界から異業種に転職するなら転職エージェントを活用

IT業界から異業種を目指すには転職エージェントを活用するといいでしょう。転職エージェントでは異業種への転職をあまりよしとしませんが、やる気と職歴をうまくアピールすることで関連する会社を紹介してもらうことも十分に可能です。

転職エージェントは、転職のプロなのでそういった異業種での転職にも経験が豊富です。今までの自分が気づかなかった自分の良さや、武器になる職歴などを掘り起こし採用されるようなアドバイスをしてくれます。

面接や書類が苦手だとしても採用されるためのノウハウを伝授してくれるので1人で転職活動をするよりも転職に成功する確率が高くなります。

連絡は基本的にはメールを使うので会社にバレる心配もなく、早く転職先を決めたい場合でもうまくスケジューリングしてくれます。転職エージェントの料金は相手先の企業が負担するので無料ですべてのサービスが受けられます。

はじめて転職活動をする人は、大手のリクルートエージェント、DODAの2社に登録して、中小規模の専門系のエージェント1社に登録すればベストです。転職エージェントの担当者がすべて自分のスタイルに合うわけではないので、そのなかから自分が活動しやすいエージェントを選ぶのがいいでしょう。

1社だけだと基準がないので、なんとなくコンサルタントに引きずられて思っていたのと違う会社に転職してしまった!ということもあります。必ず複数の転職エージェントに登録して選択していきましょう。

リクルートエージェント 総合評価: 4.56
国内最大手で登録求人数は公開、非公開合わせて10万件以上と群を抜いています。転職エージェントを活用するための、大手には必ずリクルートエージェントに登録すべきと言われるほど登録が必須です。担当者は相性などもありますが、口コミ、評判も高く人気のエージェントでいつも上位に位置しています。
案件数 面接対策 担当者の質 サポート
体制
対応地域 口コミ/評判
5.0点 4.7点 4.2点 4.8点 全国 4.1点
DODA 総合評価: 4.56
リクルートと並んで国内最大級の規模を誇るのがDODAです。転職活動が初めての人は、とりあえずこの大手2社と専門系の中小規模の転職エージェント1社に登録しておけばまず間違いがないでしょう。DODAの特徴は、案件の多さ、面接、担当者の質とどれもバランスよく揃っていること。後は担当者との相性だけが注意すべきところです。
案件数 面接対策 担当者の質 サポート
体制
対応地域 口コミ/評判
4.7点 4.6点 4.5点 4.4点 全国 4.6点
パソナキャリア 総合評価: 4.48
リクルートやDODAに比べると案件数や規模の面では劣りますが、パソナキャリアはなんといってもキャリアコンサルタントの質がよくサポートに定評があります。そのため、大手2社に中堅を混ぜるときには抑えておきたい転職エージェントといえるでしょう。特に履歴書・職務経歴書など応募書類添削サポートは業界随一と評判で派遣業も扱っているため、企業の内部事情にも詳しいという特徴があります。
案件数 面接対策 担当者の質 サポート
体制
対応地域 口コミ/評判
3.8点 4.9点 4.8点 4.7点 全国 4.2点

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